夜が泣いてる

男ひとりの 屋台酒
月も詫びてる 影法師
夜が泣いてる 胸ん中
たったひとつの 純情を
聞いてくれるか なぁお前

夢にはぐれた この都会(まち)は
いつかさらばの 惜別歌(わかれうた)
夜が泣いてる 山彦が
たったひとつの 俺の駅舎(えき)
一度来ないか なぁお前

人に縁(えにし)が 運命(さだめ)なら
きっと落ち逢う 天の川
夜が泣いてる 流れ星
たったひとつの 人生に
灯りくれるか なぁお前
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