生きてる僕ら

日々の悩みを抱きかかえて
陽が昇るまで語り明かしても
僕らの思いはドバッて溢れ出すほど
よくある形には収まらないもの

頬を伝った涙の跡
夜の風がさらっと撫でて
気づかぬ間に乾いてしまっても

夢のなかで
僕らは生きて
いつか夜に
魔法が溶けて
思い出したように大人になってさ
多くのことを忘れてしまう

それでも確かに
僕らは生きて
こんな夜に
魔法をかけた
綺麗さっぱり忘れてしまっても
僕らは君の何処かで光るから

見知らぬ誰かが隣にいて
似たような思いを歌に託してる
重なった思いも隔たった言葉も
お互いにどこかでわかっていることだよ

夢のなかで
僕らは生きて
我に返っていつかは
さよならを知らなきゃいけない
その日が来るまでここで歌うから
辛いときには僕らを呼んでよ

夢のなかで
僕らは生きて
いつか夜に
魔法が溶けて
思い出したように大人になってさ
多くのことを忘れてしまう

それでも確かに
僕らは生きて
こんな夜に
魔法をかけた
綺麗さっぱり忘れてしまっても
僕らは君の何処かで光るから
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