心音

空は信じられるか 風は信じられるか
味方だろうか悪意だろうか 言葉を呑んだ
あれは幻の空 あれは幻の町
ひりつく日々も眩しい日々も 閉じ込める夜
誰も触れない 誰も問わない 時は進まない
でも聞こえてしまったんだ 僕の中の心音
綺麗で醜い嘘たちを 僕は此処で抱き留めながら
僕は本当の僕へと 祈りのように叫ぶだろう
未来へ 未来へ 未来へ 君だけで行け

窓は窓にすぎない 此処に雪は降らない
雪色の絵の中の出来事 冷たくはない
考えない どうでもいい 夜が塗り込める
でも渡さない微かな熱 僕の中の心音
ほころびつつある世界の 瀬戸際で愛を振り絞り
僕は現実の僕へと 願いのように叫ぶだろう
未来へ 未来へ 未来へ 君だけで行け

綺麗で醜い嘘たちを 僕は此処で抱き留めながら
僕は本当の僕へと 祈りのように叫ぶだろう
未来へ 未来へ 未来へ 君だけで行け
未来へ 未来へ 未来へ 君だけで行け
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