部屋

シェードランプの灯
混ざり合うには丁度いい感じ
まだ眠れない夜というか
眠りたくない夜ってあるでしょう

フェードアウトの中に
かなり膨大なフィルムがあってさ
忘れたい事の前に
忘れられない君がいるでしょう

涙の海の中
息継ぎもしないで 独りで泳ぐ

困らせてばかりだった
君のいない部屋で思う
もし僕が君の手を 離さなかったら
今頃僕ら どこで何をしてたろう

もう一つの世界に
今もくだらないことで笑い合い
キスをするシングルベッド
解けそうにない夜の魔法と

僕の一つの願いは
白い煙が空気に変わる頃
キッチンと天井との間
行き場を無くした

子供みたいにからかう
大人の君に 恋をしていた

連絡はしないでね
街で会っても知らないふりしてね
なんて言葉の裏 どこか期待して
つまりはいつも 君のことを探してる

浮かんでは消えない あの日の指切り
いつかさまた 食べに来ようねの中華料理も
春風に溶けて 夢のように

困らせてばかりだった
君のいない部屋で思う
もし僕が君の手を 離さなかったら
今頃僕ら どこで何をしてたろう

もう戻れないの
2人で居たい 胸が痛い
もしどこかで生まれ変わって君と出逢えたら
100万年を君のそばで生きよう
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