荻窪

「次はいつ集まろうか」
地下室をあがり路地裏
月はビルの影の中
走って向かうはバス乗り場

振り返る白い目には
慣れて何も感じぬが
繰り返す記憶の中
晴れてない君の言葉とか

「もしもあなたが売れず食えず住めず
なんてことになるなら
あたしと荻窪の安いアパートに住もう
何もいらないから」

使えない頭ぐるんぐるん回して
いつかの俺をやりなおすのさ
だいたい君があんなこと言うから
もう俺は後に引けないのさ
伝えたいことが多すぎるんだ
いつかのふたりやりなおすため
会いたいってたまに考えるけど
ごめん今はいけなそうだ

「もしもあなたが売れず食えず住めず
なんてことになるなら
あたしと荻窪の安いアパートに住もう
何もいらないから」
なんて言うなよ

使えない頭ぐるんぐるん回して
いつかの俺をやりなおすのさ
だいたい君があんなこと言うから
もう俺は後に引けないのさ
伝えたいことが多すぎるんだ
いつかのふたりやりなおすため
会いたいってたまに考えるけど
ごめん今はいきたくないんだ
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