12月

かすかにともる 人のやさしさに
しがみついても 孤独は踊る
でも 12月に咲いた
花を飾る 君が季節を 俺にくれた

君を家に送り 戻った部屋
午前2時を指した 時計が鳴る
少し酔ったせいか 時間の流れを
急に夜が止めた気がした

人の吐息も 街を照らす灯も
夜露に曇る 窓にかすみ
でも 12月に咲いた
花を飾る 君が季節を 俺にくれた

出会いに祈るほどの 声を殺す
言葉が何故か 笑いを誘う
気付かない方がマシさと
歩き出す足を 重くまたひきずる

かすかにともる 人のやさしさに
しがみついても 孤独は踊る
でも 12月に咲いた
花を飾る 君が季節を 俺にくれた

人の吐息も 街を照らす灯も
夜露に曇る 窓にかすみ
でも 12月に咲いた
花を飾る 君が季節を 俺にくれた

かすかにともる 人のやさしさに
しがみついても 孤独は踊る
でも 12月に咲いた
花を飾る 君が季節を 俺にくれた
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