考えるのもうやめたい

考えるのもうやめたいや
めんどくさい事ばかりだから
週五のコンビニバイト辞めたら
海沿いで君と暮らしたいや

街中で流れる音楽に
ポケットにしまった中指立て
「うるせえなぁ」って叫びたい衝動
ヘッドホンで塞いでる

馬鹿だと思っていた奴ばかり愛されるから
嫌われたくなくて頷いてばかりだった

「どれだけの期待を裏切って立ってる?」
「どれほどの夢をあきらめて笑える?」
考えるの、もうやめたい

レジ袋の中で傾いた
廃棄弁当みただけでイライラしてる
本当の自分は
愛されなくて当然か

クタクタの身体 24時過ぎの駅で
もうなんか嫌んなって反対の電車飛び乗った

「どれだけの時間が解決に向かわせる?」
「どれほどの憂鬱抱えたら休める?」
「本当は美しい日々を見逃してる?」
「そういうお前はこの日々を知ってる?」
考えるの、もうやめたい

終点のアナウンスがして
あてもなく改札に飛び出し
こんなにも怖いと思うのか
真っ黒な海にのまれそうです
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