シメンソワカ

途切れた思いを重ねて進む
掠れた面影見ぬふりして笑うよ

あてのない道の愛しさを
燻んだ空に放つよ

まやかしの日々は過ぎるけど
狂ったのは私だけ

止まった時計は引き出しの奥底
器用な芝居ばっか
小慣れて邪魔になるね

あてのない未知の危うさを
濁った川に流すよ
色ない日々は過ぎるけど
染まったのは私だけ

あてのない道の愛しさよ
答の無い悪ふざけよ
後出しの日々は続くけど
残ったのは私だけ
止まった針よ動きだせ
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