赴くままに

公園にいる猫はびくともしない 何を見ている
未来とか希望とか守り神とか見えてるのか
私には見えないものが見えているのかい
いつだってニュースは聞きたくない

単調で退屈に思える旅路こそ
味わって、一歩ずつ
日の出に両手翳して

たしかにそこに在る
たしかにそこに在る
どんどん近づいている
誰かを救いたいなんてとんだわがままは言えないや
勝手に救われてくれるのを祈るしかない

私とあなたの暮らしを混ぜ合い
赴くまま山越えよう
そうしたら風をあつめて

たしかにそこに在る
たしかにそこに在る
どんどん近づいてゆく
あなたを救いたいなんてとんだわがままを言わせてよ
勝手に救われてくれるのを祈るしかない
書き続ける
書き続ける
あなた想ってる
思い出している
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