Sunlight

物語はもう終わるけれど
その先をぼくは見ていたいんだ
夢とうつつと雲の間にある
何か変なもの
はっきりしない石のようなものを

ああ 砂糖菓子を口に放り込んで
葉っぱをちぎりながら森のどこかへいこう
生まれる前に会ってたような
そんな人と

靴がブカブカだと歩くたびに
変な音がして恥ずかしいけど
直感を横切って動物たちについていくんだと
声が聞こえたんだ 耳元で

ああ 縫い目くぐらす茨の朝と
麦が頭を蒸らす季節の真ん中で
おそらくそのうちぼくは眠る
必ず起こしてほしい
ああ こんなことだといつかほら木になってしまうんだから
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