きず

私の一歩は
あの子の百歩と同じ
私の勇気は
あの子の日常だった

ここまで頑張ってやってきた
だって止まることは怖すぎて
逃げることからも逃げてしまうから
正直疲れた

痛いの 痛いの 痛いの 痛いの
勝手に私が私を痛めつけてしまうの
大好き 大好き 大好きで生き甲斐
だったはずなのにいつしか
重荷だった

弱気の私
このレーン本気で走れなくて
中途半端に
早歩きくらいかな

なんでこんなことしてんだろって
それなのに私はわがままで
自己満足何一つできない
必要だと言って、言ってよ

ひどいよ ひどいよ ひどいよ ひどいよ
って誰かのせいにしてしまえたら楽な
のにさ
悪いの 悪いの 悪いのは
やっぱり自分なのか?
なんで?
どうすればここにいられるの?

好きなの 好きなの 好きなの それだけ
他に何か必要なことがあるっていうの?
だから私は歌うの歌うの
好きなだけ
声が枯れるまで
全部なくなるまで
私はただ歌うだけ
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