アイレ

君を 分かりたい

僕と君は 別々だから
当たり前のもっと前から 話をしようか
手に携えた 花の名前を
知らなくとも 綺麗と言えること

頬に触れた あたたかさを
優しさだと呼び合えること
君は僕の 僕は君の
傍に居る

君を 分かりたい
ああ そのための涙さ
情けない僕だけど
迎えにゆくよ
ああ 言いたいのは ただ
かなしみも 大嫌いも
さよならも 君が居るからさ
「愛してる」

訳もなく 空に手を伸ばしてみたり
聴いたことない歌声を 懐かしんだり
いつか 消え去る さだめだったり
まだ まだ 不可思議なことばかりだ

lalalala

全部 最初はひとりきり 何一つ成せない不完全品だ
そんな僕等の才能は 何度だって巡り会えること
それを 希望と呼べること

僕と君は 別々だから
互い互い 見つめ合える
当たり前の ずっと前で 笑い合える

僕も 分かりたい
どうして さみしい目をしているの
置いてけぼりは 嫌だ
君を 分かりたい
ああ そのための涙さ
情けない僕だから
迎えにゆくよ
ああ 言いたいのは ただ
かなしみも 大嫌いも
はじまりも 君が居たからさ
「愛してる」
愛してる
愛してる
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