恋青空

淡い風すら追い越して 恋が始まった
街に流れる恋唄に 未来重ねたりして

放物線 メモの切れ端
君からの 何気ない事
嬉しくて 独り占めしたくて
Oh Yeah

走り出した車輪 はじける汗
後ろの席は 空けてる

青い春に手を伸ばして
ずっと待ってたんだ 待ってたんだ
この瞬間を
慣れない言葉 不器用に並べた
きっと始まった 僕らの恋
空を見上げてた

二人イヤホン分け合って
流れたラブソングに
夢中なフリして 君の手
握ってみた

曲終わりの沈黙 息が止まる
その苦しさすら 愛おしくて

青い春に手を伸ばして
ずっと待ってたんだ 待ってたんだ
この瞬間を
短編小説のように めぐる急展開で
引き寄せられた 僕らの恋
空を見上げてた

気がつけば 君のことを
好きになってもう どうしようもなくなって
何も言わず抱き寄せて 君にキスをしたら
シャツを掴む君 夕日に染まった

青い春に手を伸ばして
ずっと待ってたんだ 待ってたんだ
この瞬間を
慣れない言葉 もう胸にしまって
そっと始まった 僕らの恋
空を見上げてた

僕らが主役のこの恋唄

空を見上げてた
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