幸福論

幸せでいたいと願うほど不幸せ ねぇ どうして

だいたい 間違ってるんだって 勘違いの幸福ばかりだ
曲がりなりにも子供じゃないのに 隣の芝が青く見えちゃって
いつだって僕らみんなと違うおんなじ求められた
からさ こうなちゃったのかな

頭ごなしに 生きる道説かれ 力任せに 背筋伸ばされて
幸せと思うこと 決められてきた
からさ いつからか
出られなくなっていた

いつだってミステイク 繰り返す
食らう銃弾 飲み込む雑踏 お得意の秘匿
蓋をした中で 増えていった記憶 僕の中身が汚れているのね

誰でもいいから愛してよ 私幸せになりたい
なんて 言いたくなかった 思いたくなかった
足りない愛はどこ行けば 中途半端に慰めるなら
もう黙ってて

どうでもいいのにさって 頭では分かってるんだけどさ
そんなに強い鎧は持っていない
アルコールのないたわいない話が生きがいだった18歳
忘れたいことばっかだな

誰かを救おうだなんて
おこがましい 憎たらしい 自分のハートを塞ぐ前に
紛れもない 不治の病 わけも分からず人生辞退
愛ないこの世界で一体全体どうやって生きたら良いんだい

いつだって被害者面をして
不幸自慢と苦労話がみんなのファッション
十字架の報道 精神剤は不幸と報復を
HP0 ストック1への 脳死で聞かせる大号令

誰でも良いから抱きしめてよ 私もう泣きたくない
なんで 報われなかった 愛されなかった
あぁ嫌々 もうお終いだ
いつか死んでも 私のこと忘れないでね
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