月下香

見慣れた街並み遠くなってく
夜のバスの窓眺める

さよなら告げられ涙も枯れて
私の全てが消えてなくなった

田舎を飛び出て街へ向かう
どこに向かうのかわからない

あなたの触れる手 愛情全部
脳裏に焼き付く愛しい温もり

世界の果てに取り残された愛のかけら
いつかどこかでまた会いましょう
そんなことは許されない
罪な人生 月下香

初めてもらったダイヤの飾り
煌めく月夜を見た日も

今はもう全部灰になった
戻ることのない 二人の想い出

冬になると思い出すのでしょう
一人で寒さを感じて

街は白くなり霜が増えてく
秋に咲いた花は枯れてなくなった

生まれ変わってそして人生を共にしたい
触れたい だけど
私のしてしまったことは一生償い
祈りを込めてさようなら

白い月下香 甘い香りに魅惑されて
永遠の別れ もう二度と歩むことのないあなたとの旅

愛していた

世界の果てに取り残された愛のかけら
いつかどこかでまた会いましょう
そんなことは許されない
罪な人生 月下香

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