貝がらの唄

静かに昇る朝の太陽 砂浜を歩く青白い空
笑い声が残る 耳の奥に 昨夜の笑顔とともに

寄せては返す波の音と 風に乗り浮かんだ夢の欠片
キラキラと光ってる その水面は 水平線の向こうまで

器用に生きるのは得意じゃないから
何度も立ち止まってしまう
考えて 考えて 考え疲れて
しゃがみ込むとそこに輝く貝がら

一人でなんて生きられない 強がって見せても苦しいだけ
悔しいほど脆い 僕たちだから 探しながら生きてる
友という名の貝がら

人の気持ちがわかるなんて 神様じゃあるまいしできっこないけど
それでもずっと想う 想い続ける あなたをもっと知りたいから

優しさに溢れた人でありたい
でも本当の優しさがわからない
だから今日も ただ そばにいるだけ
オリオンビールを飲もう 夜が明けるまで

また静かに昇る朝の太陽 砂浜を歩く肩を組んで
ほら、みんなで歌おう 貝がらの唄
この海の向こうまで
響け 貝がらの唄
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