もしもうたえなくなっても

空が澄んで まぶしいくらいの日も
前に進まなくちゃ いけないんですか
風が吹いて 先がよく見えない日も
前に進まなくちゃ いけないんですか

鏡に写る錆色の目が 僕を見てる
さびしいだけ かわいてるだけ
苦しい程求めてるだけ
もしも歌が うたえなくなってもいい
笑っていられればいい かわらぬ心で
流せればいい涙 いつまでも忘れずに

朝が怖くて 眠りにつけない日も
あかりを消さなくちゃ いけないんですか
一つ一つの言葉 首をかしげる日も
笑ってうなずいてなくちゃ
いけないんですか

今はもうからっぽの部屋で
君の声を探すよ
愛してると言われたこと
それもまるで 嘘のようだけど
もしも明日 うたえなくなってもいい
信じ合える人がいて かざらぬ言葉で
愛せればいい君を いつまでもこのままで
遠い目をしてつぶやいた
小さな孤独よありがとう
思いこんでた 寂しさよりもっと
大きなものがあるから

もしも歌が うたえなくなってもいい
笑っていられればいい かわらぬ心で
流せればいい涙 いつまでも忘れずに
もしも明日 うたえなくなってもいい
信じ合える人がいて かざらぬ言葉で
愛せればいい君を いつまでもこのままで

心閉ざし 本当の歌忘れた日も
目を閉じてうたわなくちゃ
いけないんですか
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