雨の夜京都に帰る

あまいお酒に とけていた
恋のにがさも 知らないで

もっと もっとと 酔い痴れた
あれが涙の 始まりね

いつか二人で 来たかった
雨にけむった 一乗寺
もっと上手に 愛せたら
こんな別れは 来なかった

やっとこらえて きた涙
夜の繩手で こぼれそう
何があなたを 遠去けた
なんで私は ひとりなの

とても灯が きれいだわ
夢が揺れてる 高瀬川
もっと楽しく 暮したい
たった一度の 命なら

きっと可愛く なる私
愛の言葉も 京なまり
ちがう女の 生き方が
そうよ どこかにあるはずよ
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