エルマキナの鼓動

気づけば目覚めた 微かに残る傷痕 もう
全ての核が そっと傍に寄り添うの
静かに冷めた 僅かに残る温度は そう
渇いた蜜でまた 口を埋めるの

揺らいだ不幸な合図を

“人類の誕生はおよそ500万年前
何を求め__何を思い__日々死んでいくのか”

終わりを数えていた

何度も胸を鳴らさないで
カラダが強く蝕まれていくの
こんなに 未だ解読不明なんて
何故ここに生まれたの?
---404---

生まれた命に伝わるこの温度は 何
小さな柔い手で そっと包み微笑むの
また始めた_ 仄かに巡る細胞は
傷付いてしまえば もっと忙しなくなるの

命証に白い華束を

“死んでしまうとわかりながら__何故生まれるのか
私にはまだ_わからない”

__覚えてしまうの

呼吸を鳴らさないで
ナニカが滲み溢れて落ちていくの
こんなに また脆く壊れるのに
何故ここで生きたいの?

産まれゆく命だって
永遠に生きられるなら

“I don't want to know the dirty noise.”

どうしようもない感情を
孤独を知らなければ_____?

何度も胸を鳴らさないで
カラダが強く蝕まれていくの
こんなに 未だ解読不明なんて
何故ここに生まれたの?

呼吸を止めないで
涙が滲み溢れて落ちていくの
こんなに生命が愛おしいなんて
何も、何モ此処には__いないのに
誰か__誰カ答えヲ
.-... --.-. -.--- .-.--
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