Donut Song

駅前で待つ君の横顔に見惚れている
僕は声もかけず、花束を抱えている

つまずいたことだって
笑ってしまえばよかった
「ここから早く連れ出して」
部屋の中、君は言った

悲しいままの話も
君に話そうと思ったんだ
あれは優しい歌だって
君が笑って気が付いた

あの日流したRADIO
大事な話はドーナツと少し苦めのコーヒーを
淹れてからにしてね
いつかどこかで君が
あの日のことを思い出して
笑い話になったら
話そう、その時まで

Just sing like a donut song
Sweetly like a donut song

悲しい気持ちだって、
言葉の中に溶かして
「世界はひとつじゃない」って
歌の中、君は言った

恋だって、いつか終わっても
歌になって君を想い出すように
「正しさって二人のこと」
言葉になって、いつか気付いた

悲しく終わる話で
君を知りたいと思ったんだ
どんな詩の続きも
君との日々で生まれてく

あの日流したRADIO
悲しい気持ちは
ドーナツと少し苦めのコーヒーを
淹れてからにしてね
いつかどこかで君が
あの日のことを思い出して
笑い話になったら
話そう、その時まで

朝、君が横に座って
僕の歌に耳を澄ませる
窓の外、そんな日々を想う

あの日流したRADIO
大事な話はドーナツと少し苦めのコーヒーを
淹れて、また歌にしてね
いつかどこかで君が
あの日のことを思い出して
笑い話になったら
話そう、その時まで

Just sing like a donut song
Sweetly like a donut song
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