ゆっくり溶けてく私からあなたへの想い
言葉は何より危うい 鋭く純粋な氷みたいだ
最終電車の逃し方は覚えてしまっている
でもこんな夜を前にしては役に立たないな

涼しい風が吹いて私の迎えが先に来る
じゃあねバイバイのリズムで駆け出す 足音がドアを潜った

愛なんて持っていない あるのは高純度の恋
心が悲鳴をあげても それすら笑っていたい
愛なしでどこまで 行けるか試したい恋で
今が一番若いの私 いつまでも光っていたい

辿り着いた先や未来がね、ここにはない
好きという気持ちだけでは長く 続かないこと知っているからこそ
毒を帯びた魔物 下がらないでいて体温
もしも今夜月が綺麗なら ふたり共犯者になろう

横顔にキスをした いつもずるいのは私でごめんね
刺さって抜けないまま 痛いくらいがいいでしょう
すきです、あなたが

愛なんて持っていない あるのは高純度の恋
心が悲鳴をあげても 恐れずに笑っていたい
愛なしでどこまで 行けるか試したい恋で
今が一番若いの私 いつまでも光っていたい

牢屋の中で二人は 永遠を夢に見て愛に向かった
息は出来ているんだろうか 出来ていないでいてくれ
ずっとずっと恋をしてる
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