僕らの幸福論

息をするようにそばにいて
ひとつずつ時を重ねてたんだ
そして神様がくれた光を
君となぞって軌跡を描いた

このままで変わらぬ景色
君の優しさが温もりになる
積み上げた二人だけの煌めき
褪せることなんてもうないから

美しい御伽噺でも たしかなものがここにある

僕は触れている ずっと触れている
瞼はみ出す幸福の日々に
鼓動たしかめて ありのままでいい
温かく切ない希望を祈る
今日も触れている いつも触れている
夢みたいに近く遠い君に
僕はまっすぐに歩き続けよう
笑って
愛の調べ口ずさもう

嗚呼
いつも愉快に笑う君を見ると泣きそうになる
一瞬でも君がぼやけないよう
涙堪えて息するんだ

覚えてる 全部そのままの 君の言葉も体温も

僕は触れていたい ずっと触れていたい
孤独な夜に繋いだ君の手
体を重ねて 鼓動感じて
幸せの時間がほのかに灯る
今日も触れていたい いつも触れていたい
生きる意味くれた君の優しさ
いまは愛の歌流れてるけど
言わせて
ありがとうの響きだけ

星灯り 僕を照らす
ふいに君の全部思い出して

僕は触れている ずっと触れている
瞼はみ出す幸福の日々に
惹かれあったまま 別の世界で
生きる僕らの毎日は続いてく
今日も触れている いつも触れている
光を生み続ける君のこと
僕はまっすぐに歩き続けよう
笑って
愛の調べ口ずさもう
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