さすらい港町

幸せ 掴めよと
手紙に書いて
悲しみを 悲しみを
ポストに押し込んだ
日暮れ 坂道 港町
ひとり彷徨(さすら)う 旅の果て
泣くなよと 霧笛(きりぶえ)が
想い出連れてくる

忘れる 切なさも
愛した証
やすらぎの やすらぎの
あの日は帰らない
日暮れ 教会 鐘の音
胸に沁みるよ ひとりには
風が行く 波止場みち
面影さがしてる

日暮れ 坂道 港町
熱い思いを 置いて行く
ゆれながら 船の灯が
明日(あした)を照らしてる
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