正義のすみか

ほんのちょっとだけの肌荒れでさえも
全部映ってしまうような高画質で
見張られた僕らのささやきは 今日も
指差されないように 縮こまってる

ねぇ、
こころのすみっこで
生き絶えた僕の純粋な声よ

嗚呼…
最終兵器を乱発して
嗚呼…
そこにいない人が正義を謳う

ほんのちょっとだけの間違いでさえも
許し合えないような“正しさ”だね
誰かの涙を拭うため要るのは
別の誰かの涙ではないの

ねぇ、
こころを壊され
断たれた生命の話題は今日も

嗚呼…
最終兵器を乱発して
嗚呼…
そこにいない人が正義を謳う

嗚呼…

嗚呼…
そこにいない人が正義を謳う
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