泡桜

夏のような寒さに
冬のように温かくて

指先知る温度だけ
本当の心知ってた

花びらがきらめく でも
今日はきっと笑えない

桜が散ったら
君を忘れてしまおうか
桜が舞う頃 出会った事さえ
覚めない熱が今もここにずっと残るから
月が微笑んだら 夢を見よう

春のように色付き
秋みたいに香って

僕だけの秘密だって
疑う日はなくてさ

離れたら笑える
でも 今日は一緒にいたくて

桜が散るまで 嘘も信じてみようかな
桜と僕しか 今は見てないから
未来も明日も過去も現在あの日も
同じかな 手を離したいのに
ここにいる

薄紅ひとひら照らす
月が歌ってる
ひとりうつつ抱いたら
また眠りに落ちる

桜が舞う頃
君と出会って恋をして
桜がゆらりら
空を泳いで
そうして未来明日過去もずっと信じてた
幻じゃないって

桜が散ったら
君を忘れてしまおうか
桜が舞う頃
出会った事さえ
覚めない熱が今もここにずっと残るから
月が微笑んだら
忘れてよ
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