母よ

どれほどの道を 歩いてきたの
どれほどの涙 笑顔に隠して

その手を見せてごらん 指を開いて
いくつも重い扉 開けて来たその手を
こんなに小さな手で 僕を抱いてくれた
僕にはとても大きな 強い手に見えてた
思い出数えきれない 僕のページに
でもあなたのことを本当は 何も知らない

誰かのことばかりを 心配してたね
僕らをいつもいつも 見ていてくれた
あなたはいつも何かを 願い祈ってた
本当は何を夢見て 何を願ったの

思い出数えきれない 僕のページに
でもあなたのことを本当は 何も知らない

どれほどの道を 歩いてきたの
どれほどの涙 笑顔に隠して
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