四国幸せめぐり

阿波の徳島 踊りの夜に
あなたに出逢って こころが燃えた
黒髪 襟足 浴衣の君は
恋するおんなの かがやく瞳
見上げる眉山(びざん)は たおやかに
鳴門は激しい 恋の渦

土佐の高知の 鰹(かつお)のたたき
お酒も飲むぜよ 女子(おなご)も強い
桂の浜から 太平洋を
龍馬は眺めた 日本の未来(あした)
時代は流れて 変わっても
変わりゃせんぜよ 土佐魂(ごころ)

伊予の愛媛の 湯の町行けば
美人と美男の わたしらみたい
正岡子規(しき)には勝てぬが 俳句も捻(ひね)る
演歌を歌えば こころも弾(はず)む
想い出残して 松山の
坊っちゃん列車の ふたり旅

讃岐香川の 美味しいうどん
わたしは大盛 梯子(はしご)もするわ
海辺に建つ城 高松城(たかまつじょう)跡は
由来(むかし)をたどれば 歴史が深い
豊饒(ゆたか)な自然に 恩恵(めぐ)まれた
四国をめぐれば 幸福(ふく)がある

幸福(ふく)がある
×