ドライカレー

あの部屋で君の為に作ってた頃は泣かされたけど
今では涙どころか みじん切りだって上手くなった

大好きだった
ドライカレーは久々で レシピも忘れていた

痛かった指先の切り傷 ほっとけば自然に治ってた
洗い物担当がいなくても ひとりでも平気だから

長く付き合っていくと「恋人」の存在ひとつじゃなくて
「兄弟」みたいに思えたり 大切な「友達」でもあったり

肝心なのは
時間をかけて どんな水分も飛ばす所

「ありがとう」最後はお互いに必死すぎて言えなかった言葉
愛された実績があるから 今 こんな 強くいられる

「ありがとう」最後はお互いに必死すぎて言えなかった言葉
愛された実績があるから 今 こんな 強くいられる
また あんな 恋もできる
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