風にのせて

ラジオから 流れてる恋の歌
思い出す 君のはにかんだ顔

この曲を 君にプレゼントした
運命を 信じていたあの頃

いつも輝いて ずっと不安だった
近くて遠い距離 「いつまでもずっと一緒にいようね」

星屑の夜空で 初めてキスをした まだ
覚えてる 香水と タバコの香りを

怖かった 電話するのはいつも
ナンバーを押す手が震えていた

迷ってた? 出口が見えず君は
未来(さき)ばかり 見てて気づかなかった

夢と現実に ゆれて 壊れた
この手をすりぬけて いつのまにか君は立ち止まってた

夕暮れのステージ 一緒に見た夢 今
かなえたよ 伝えたい 君はもういない

もう一度会いたい いえなかった言葉 今
届けたい あの街にふく風にのせて
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