リセエンヌ

教室の隅に まるで そこにいないみたいに
言葉もなく 息を殺し 私は居たの

窓の外には木洩れ日
樹々のあいだを揺れてる
きっと 誰もが今 この瞬間を
胸いっぱいに感じているんだろう

どんな明日が来ても 私 こわいものはない
だって 今日を 今を生きてる
陽射しの中で

かなしみならばこの両手にいっぱい もういらない
でも 時には涙がでるほどのしあわせ

誰もいない放課後の長い廊下は 夕映え
ふいにあふれる情熱がある
走る 走るよ 光の向こう側へ

どんな未来としても きっと それは私次第ね
たどりついてみせるよ
透明な場所へ

どんな今日だとしても 新しい日々が塗り替えてゆく
そして 明日は希望
夜の空にも 星が瞬く
×