こだま

君の言葉が 優しく響くよ
僕の鼓動が こだまするよ

真っ白なキャンバスに スポイトで色を垂らされたような
あの日抱いた衝撃を 最後に感じたのはいつのことだろう

殴り描いた世界は
鮮やかに輝りだし
突き動かされたよ
僕の心の臓の赤が
確かに 動き出すのを感じれた

君の言葉が 優しく響くよ
僕の鼓動が こだまするよ

君の世界と 一つに溶けるよ
僕の鼓動と 今リンクする

いつからか失くしたものさえも
取り戻せるような気がした

午前三時 未明刻
青白い景色が 僕を睨んだよ
何一つ 成せぬまま
時計の秒針は 無常に進み

焦りや不安も全部抱えて
現実が喉を締めつけるけれど

動き出してる 君だけのstoryが
時より 霞んでても

未だ届かなくても
あがいてみせてやれよ 現在に

絵空事だった 漠然な
遠い未来 夢景色が
もう目の前に 広がっているよ

君の言葉が 優しく響くよ
僕の鼓動が こだまするよ
君の世界と 一つに溶けるよ
僕の鼓動と 今リンクする

いつからか失くしたものさえも
取り戻せるような 気がした
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