星を繋ぐ

すれ違いは 優しさ故に生まれてしまった
それも今では 一つの思い出になったんだ なぁ?

君の夢の妨げには なりたくなかった
だから 同じ場所で 同じ目線で 未来描くことを選んだ

悩んだり 苦しんだり 喜んだり 褒め合ったりした
その一つ一つが たとえ闇の中でも
たしかに光るから

星を繋いで 進んでいた 大切なものが増えて
振り返れば すべて星座に 変わっていた
そこに意味が宿って 名前をつけて
この日を 迎えられた理由(わけ)は
今日を諦めず 晴れるのを待って 共鳴しながら 支え合ったから
“私たちだから” なんだよ

投げ出したくなることも 夢を疑ってしまうことも あるだろう
陰る自信と 焦燥感
「所詮 手の届かない輝きだ」と 思い知らされて 悔しくなって
君が握った拳を 優しく包むよ

“これまで”を 一つ 一つ 繋ぐ
“これから”を 一歩 一歩 創る

屋上佇むあの子も 思い合うあの子たちだって
どこかでまた 響き合えたらなんて 思うから
広い世界の隅っこで 涙流す 誰かの心さえ 照らす音
届くように掻き鳴らす

星を繋いで 歩いてゆく 足跡に背を押されて
この夜空へ 先の未来へ 進むんだ
暗闇に 飲まれそうで 揺らぐときは
繋いだ 星座線を手繰って
はぐれないように 寂しくないように 迷わないように 遅れないように
笑い合えるように 隣で 寄り添う
今この場所から 進もう

同じ歩幅で踏み出す まだ まだ まだ 道の途中なんだ
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