標識

君がまだ知らない景色 瞳に焼き付けてもっと
不透明なこのセカイを楽しもう

喧騒から出来るだけ距離を空け 横見ないように
何時間でも音で耳を塞ぐその意味はただ逃げたかったから
全部いらない

そんな僕の事を見つけてくれた
あの日々は今じゃ少しは救いで
どうしたいかなんて払えば不安な
この街の歩き方さえも変わった

通い慣れた居場所去って昨日には君
空は今に泣き出しそうでまるで僕みたいだな
決して強くはないけど精一杯足掻いていくから
取れないこのしるしをいっそ擦って張り替えよう

君がまだ知らない景色 瞳に焼き付けてもっと
不透明なこのセカイを楽しもう

もしもを照らすあの日の期限はとっくに切れてるかな
なんでこんなに此処は進みにくいんだろう
それすらいい方に考えた

だけどきっとわかってる違うってわかってる
あの日々を渡らず赤にしたのは
衝動じゃなくて限界でもなくて
このままじゃ弱さがずっと覗くから

見えづらい道標を
探して探して探してバカみたい
後悔を全部捨てる勇気なんてないくせに

通い慣れた居場所去って昨日には君
空は今に泣き出しそうでまるで僕みたいだな
決して強くはないけど精一杯足掻いていくから
取れないこのしるしをいっそ擦って張り替えよう

君が側にいない景色 声に出来ずいた「あのね」
それでもこのセカイを楽しもう
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