君と僕のポールスター

小学校の野外授業で覗いた天体望遠鏡
いくつかの星座 そう神話と一緒に名前を覚えたよ
春夏秋冬 巡れば 星空も変わるけど
いつまでも 動かない 宇宙のおへそがあるって聞いたんだ
だから いつでも船乗りたちは 自分の目印にして
これから向かうべき方向へと舵 切ったんだって
誰もが頭の中に地図を持っているんだ
青春の暗闇を抜け出すそのために

つまらない理由から 言い合ったり喧嘩したり
どれだけ愛してるか見失っても…

君と僕の確かなポールスター
あの日から変わらず輝いてる
道に迷いそうな時
夜空の向こうで教えてくれた
どこにいてもあそこにポールスター
僕たちはそれを頼りにして
心の現在地を
お互い確認してる

人は臆病過ぎて恐る恐る生きる 手探りしながら
それでも時々 ふと何かに躓き 転んでしまうよ
もっと上手に歩けば 怪我することもないのに
勘だけで歩き続け 同じところをぐるぐる回ってる
当たり前のように歳月(とき)は過ぎ 景色も変わるものだけど
大人になる途中で 自分の道に疑問を持つだろう
その時 そう誰かに相談するよりも
星空を見上げれば答えが見つかる

僕が立ち止まったり 君がしゃがみ込んだり
恋は平坦じゃなく 茨(いばら)の道

教えてくれ 頭上のポールスター
暗闇で瞬(またた)くだけでいいから
挫けそうになったって
小さな光が支えになるよ
悲しい夜 涙のポールスター
間違えた選択 やり直せばいい
近道したくはない
自分の足跡 残そう

いつしか いつしか 遠くまで来てた
見たことない新しい世界よ
満天の星の中で
たった一つだけぶれてない
光は希望と呼ばれてる

君と僕の確かなポールスター
あの日から変わらず輝いてる
道に迷いそうな時
夜空の向こうで教えてくれた
どこにいてもあそこにポールスター
僕たちはそれを頼りにして
心の現在地を
お互い確認してる

ここからどこへ向かおうか?

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