光
二人で並んで歩いた日向
飛行機雲が綺麗だった
二人の姿を包んだ日陰
時に強い風に打たれた
そうやって
生きて 生きて 生きて 生きて 生きて 生きて
痛むほどに
泣いて 笑って 怒って 愛して
感情があって良かった
春夏秋冬 あと何回分
手を取って歩けるだろう
青空は応えない
遠い未来が昔になったら
笑えるような話を生きよう
照らして 照らされる
「人」という形を
眩しすぎる 君は光
桜が咲いて 夏草が伸びて
赤黄に染まって 雪が降り注ぐ
いつか別れの日が来るからこそ
大切にしたい 今という時を
空の深く 波が鳴る音
役目を終え 還ってゆく場所
高く舞って 浮かぶカイトに飛び乗って
君は還った
句読点だらけの会話
それすら今はもう懐かしいな
良いとこどりはできない人生
町を駆け抜けてく流線
君がいない帰り道
そうやって
生きて 生きて 生きて 生きて 生きて 生きて
心に穴が
開いて 塞いで 破れては 縫って 繕って
歩いてきたんだ
何十 何百 何千 何万 何億秒 雨催いでも
光を探してた
孤独の壁 気づかないふりで
演じていた 平気な顔して
ことばの花束の香り残る
記憶の中の君は光
繋いだ手と手 指を絡ませた
色相と感触 離れないけれど
俯く方向は君がいる場所とは逆向きだから
顔をあげるよ
遠い未来が昔になったら
笑えるような話を生きよう
雲の合間から覗き込むように
突き抜けてくる強い光
海岸沿い 広すぎる海へ
飛び立つ鳥 古籠を破り
アンコールなどできないこの人生
空と海はもう青さに満ちて
飛行機雲が綺麗だった
二人の姿を包んだ日陰
時に強い風に打たれた
そうやって
生きて 生きて 生きて 生きて 生きて 生きて
痛むほどに
泣いて 笑って 怒って 愛して
感情があって良かった
春夏秋冬 あと何回分
手を取って歩けるだろう
青空は応えない
遠い未来が昔になったら
笑えるような話を生きよう
照らして 照らされる
「人」という形を
眩しすぎる 君は光
桜が咲いて 夏草が伸びて
赤黄に染まって 雪が降り注ぐ
いつか別れの日が来るからこそ
大切にしたい 今という時を
空の深く 波が鳴る音
役目を終え 還ってゆく場所
高く舞って 浮かぶカイトに飛び乗って
君は還った
句読点だらけの会話
それすら今はもう懐かしいな
良いとこどりはできない人生
町を駆け抜けてく流線
君がいない帰り道
そうやって
生きて 生きて 生きて 生きて 生きて 生きて
心に穴が
開いて 塞いで 破れては 縫って 繕って
歩いてきたんだ
何十 何百 何千 何万 何億秒 雨催いでも
光を探してた
孤独の壁 気づかないふりで
演じていた 平気な顔して
ことばの花束の香り残る
記憶の中の君は光
繋いだ手と手 指を絡ませた
色相と感触 離れないけれど
俯く方向は君がいる場所とは逆向きだから
顔をあげるよ
遠い未来が昔になったら
笑えるような話を生きよう
雲の合間から覗き込むように
突き抜けてくる強い光
海岸沿い 広すぎる海へ
飛び立つ鳥 古籠を破り
アンコールなどできないこの人生
空と海はもう青さに満ちて
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