花夢

幸せの花
見とれては消えてく
笑(え)ましい歌も聞こえては流れる
思い出だけが時間を繋いでも朽葉(くちば)色に変わっていくの
錆(さび)しいよね

ルルル
ルルル

幸せの花優しさを束ねる
とたない風を均(なら)しては揺れてる
人を愛する事を百度繰り返したら辿りつけるのかな
“優”しさにさ

枯れる過去にも
ありがとう
春の薫りがした

きみと生きてきたこと忘れちゃしないよ
花夢を歌い笑笑(わらわれ)る道を選んだ
望むなら雑草(あらくさ)のようにただ立って 未来を生(い)こうよ

ルルル
ルルル

Huh
つらつら椿の友よ
花の下紐(したひも)を引っ張って
開いて
もしもきみが此処から旅立つ朝が来たとしたら
嗚呼独りで生きられるのかな
散(はら)らぐ事のない桜千本
みたいに居ようね

花に勇気を
大(ひろ)く勇気を
幸に勇気を
越えるつつ闇の先に
陽炎(かぎろう)一つ必ず見える
長い旅路だ一期(いちご)に眠るまで

きっと
きみと生きてきたこと忘れちゃしないよ
花夢を歌い笑笑(わらわれ)る道を選んだ
望むなら雑草(あらくさ)のように這(は)いずって踏まれても
未来を描こうよ

どんなに どんなに どんなに どんなに
負けても 負けても
友だろ 離さないよ
繋いだこの手の中には縁(えん)
辿る未来

幸せの花
君に運命(あずけ)られた
咲くって言葉
咲(わら)うって読むんだよ

幸せの花
これからも僕が陽(ひ)で在(あ)れたらいいな
君が、咲(わら)えるように
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