こころの泡

失う怖さを知った
知ってたつもりだった
体験してから気づく
後悔しないようにと
思っていたのに
穴の空いた心は
沈んでしまった心は
涙になって流れてくれるかな

会いたい人に会えない
何がそうさせたんだろう
自分の都合
世界の都合
結局言い訳ばかり
顔を見て話せたら
それだけなのに
ぷかぷかと気持ちだけが
泡になって弾けていく

いつになったら
いつになったら気にせずにいられる
ただ会いたい気持ちは
どこにいつ誰にぶつけたらいい
何もかもが悪になって
気づく頃にはもう遅い
手の届かぬ泡になる前に

会いたい人に会いたい
何も考えずに
抱きしめた温もりを感じていたいだけ
自分を守ることは大切な人を
守ることになるの?
わからない
それでも手を伸ばすしか出来なくて
いつの日か伝えるよ ありがとう
×