南風

日が落ちた 葉の向こう 
みじかい雨が とおりすぎた
音たてて 奏であう 
今日のよろこび 語るように

なつかしい匂い ふわり 運んでくる 南風

あなたと手をつないだら 歩いてゆこう
ゆっくりとはてしなく
あなたと出会えたことは 偶然じゃなく
この今を共に生きていくため

こうして
ひとつ ひとつを…

心地よく 頬撫でる
南風さえ あたりまえの奇跡があるから
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