浪花ど根性節

たった一人の 女のために
泣きや苦労を 見るなんて
浪花男の 名がすたる
小さいこころは 通天閣に
昇るおてんとさんのよう
でかく明るく なればよい

たとえ半端な 暮らしをしても
人にゃ迷惑 かけやせぬ
浪花男の ど根性
俺はその日を 精一杯に
強くまともに一すじに
明日の人生 生きてゆく

叩く祭りの 太鼓の音が
どんと沁みるぜ この胸に
浪花男の 意地見せる
せめて自慢の 声張り上げて
唄う双肌(もろはだ) 勇(いさ)み肌
河内(かわち)音頭の 歌のふし
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