おんな雨

夜のお酒に つい酔わされて
許したわたしの まけでした
男のやさしさ 呼んだのは
きっとおんなの 淋しさね
そうよ、そうなの…そうなのよ
夢をみてまたひとり おんな雨

埃かぶった あなたのボトル
ラベルの日付を 爪ではぐ
タバコの匂いが しみついた
胸で目覚めた 朝もある
だめよ、だめなの…だめなのよ
思い出がつらすぎる おんな雨

ひとり鶴折る おんなの指に
しあわせとまる日 いつ来るの
男を信じて 泣かされて
春を待ってる ネオン町
そうよ、そうなの…そうなのよ
悲しみを流してよ おんな雨
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