誰のために

力の無い者達に
吹く風は
冷たすぎる世の中に
背を向けて
自分だけを守るよ
同じ様に暮らせる
人に出会えるまでは

実り薄い積み重ね
投げ出し
楽な暮らしつかまえて
逃げ出す
急に軽い気持ち
ありふれた時間の中を
行ったり来たり

小さい頃嘘吐きと
言われて
口惜しがる心さえ
忘れたの
自分だけを守るよ
同じ様に暮らせる
人に出会えるまでは
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