よるのうみ

お願い行かないでひとりにしないで
心の底で口にする様な歪んだ言葉も
あなたに向き合って美味しく飲み込んだ
愉快と果ててふざけた仕草に毎日流れる

落ち込んだ顔してあなたに逢いたくないな
いつかは終わるのだから笑いたいの

夜の海に飲み込まれる前に
狂うほど想わせて
あなたであたしは知らない自分を見つける
弱気な日も雪が降る日も
一枚の愛にくるまって

次に逢えた時に普通なあたしを
メイクで少しごまかせたらなって唇結んで

簡単に切れない
髪もこの関係も楽しい時間は心細さも知る

夜の海に飲み込まれぬようにもう離さないでいて
頭の中で暗闇生まれて傷つく
言えない事素晴らしい事
笑ってベッドに連れてって
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