ガラクタ

もうとっくの昔に自分で迷い込んだ あの時甘い蜜がどうしても欲しかった
手に入れた君の無邪気は
たまに壊れないプラスチックのコップみたいに思えた

今やっと気づいたよ 忘れようと手紙破った僕はただのガラクタ

君がいなくなったあの日の夜空は
吸い込む息が冷たくて痛くても何も感じなかった
君はいまもちょっと自転車に乗って逢いに行けるような
近い場所で生活してるんだね誰かと

気持ちをどこに書いて心を何にこめて 笑顔で表す想い見失ってしまった
かばんの底 ホコリと罪悪にまみれたボールペン
もらった時の君の顔思い出した

必要とした時に夢も書けない先の固まった僕はただのガラクタ

君がいなくなった最低な夜空は
吸い込む息で変わってく唇の 未練を容赦しない
誰にも届かない 届いても知らない場所に行けるけど 離れたくない
見えない部屋で笑う君を

君がいなくなったあの日の夜空は
吸い込む息が冷たくて痛くても何も感じなかった
君はいまもちょっと自転車に乗って逢いに行けるような
近い場所で生活してるんだね誰かと
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