猫にジェラシー

お前からのキスは
求めてないのにな、いらない
初めての時くらい痛い

ずるいそのおててが
彼女を悦ばせる、気に入らない
でも引き剥がせない

たまにそっぽ向く瞬間を
僕は見逃さない
だからそっとしてればいいのに
なのに、彼女がお前を抱きしめる

猫にジェラシー
馬鹿で悪いか?
相手が誰だろうと構わない
僕は猫にジェラシー

やめろよそんな声も
胸にうずくまるのも、見てられない
僕の威嚇は伝わらない

やっと眠ったチャンスを
僕は見逃さない
夜にフッと消えるお前に
なんか、僕もさ どうしてか寄りかかる

猫にジェラシー
馬鹿で悪いか?
相手が誰だろうと構わない
僕は猫にジェラシー
世界一 ジェラシー 猫に
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