眼差し

際限ないほどに、空が眩しい
反射して煌めく、水面が綺麗
いつまでもこのままがいいのに

本当の事はいつも言えない
焼けてしまうほどに、熱いこの思い
いつまでもここのままでいいの?

蕩けてしまいそうなフェイク
たとえ誰かのものでも
眼に映る貴方を焼き付けておきたいのさ
あ あ あん
気付かれぬように見つめるから
届く日は遠のいて
ただすぐ側に、居たいだけなのに

いらないものは沢山あるのに
大事な事は何ひとつ知らない
また今日も日が暮れそう

もう、流行りのうたでは救いがない
嗚呼、神様にだって知る由もない
貴方が瞬く度に減っていく

蕩けてしまいそうなフェイク
たとえ誰かのものでも
眼に映る貴方を焼き付けておきたいのさ
あ あ あん
気付いてよ、ほうら振り返ってくれ
私の涙がまた無駄になる前に
その前に

蕩けてしまいそうなフェイク
たとえ誰かのものでも
眼に映る貴方を焼き付けて離さないわ
あ あ あん
分かるように今見つめるから
こっちを向いて
ただすぐ側に、居たいだけだから
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