ぼっちの女だから

あなたの笑顔を 思い出すたびに
グラスをかたむけ 唇かむの
二人のアルバム 開いてみても
涙でくもる夜は 眠れないのよ
強がり言って 別れ上手を
演じた涙は 嘘じゃないのよ
もう少しだけ あと少しだけ
あなたの私で いたかった

まどろむ部屋には 赤いバラの花
いつもの花瓶に ささったままで
窓打つ雨音 ベッドで聴いて
涙で語る夜は 眠りたくない
今さらながら バカな女ね
あの日の温もり 忘れられない
もし叶うなら まだ叶うなら
過去(むかし)の二人に 戻りたい

強がり言って 別れ上手を
演じた涙は 嘘じゃないのよ
もう少しだけ あと少しだけ
あなたの私で いたかった
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