心臓に吠える

ほら生きてみましょうか
終わるまでね
ほら死んでみましょうか
いま順番待ちです

ああ 憂鬱だ それが日常で不満もない
ああ 求めちゃいない 何も重ねたりもしない

ほら生きてみましょうか
終わるまでね
ほら死んでみましょうか
まだ順番待ちです

ああ 怖い ああ 怖い 自由になるのがただただ怖いんです
ああ 弱い ああ 強い 汚れた人ばかり

いつまで続けようか?
終わるまでさ
無常なほどに自由だ

“闇に吼えろ 神に吼えろ”
鼓動が彷徨う眩しいステージで
性懲りなく叫んで 産み落とす僕の遺書は
今 痛いほどに此処で生きたいと叫んだ
あなたを乗せてゆく心臓

未来への不安も過去への後悔も現状の不満も
着飾って その手足で 全て決めろ

“闇に吼えろ 神に吼えろ”
誰かの誰かになれたらいいな
性懲りなく叫んで 何かをまだ信じていたいんだよ

“闇に吼えろ 神に吼えろ”
鼓動が彷徨う眩しいステージで
性懲りなく叫んで 産み落とした僕の心臓たちよ
暗い日々を否定する時間はない
似た鼓動が重なって
僕等を引き連れて吠えろ
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