honne

真新しいメロディが雲を掴む
なにげない夜

ブルースが焦げた臭い
指にまとう錆びた弦

辿々しいメロディで愛を紡ぐ
静かな夜

抱きしめた 補うように
償うように 抱きしめた

温め直した夢や情熱を
騙し騙し息をする
ため息でも息をする

響け 永遠に
声になれない 漂う心の声を

響け 永遠に
声になれない 彷徨う心の声を

諦めの悪い 女々しいお月さま
この星は美しく愛おしいと諭す

胸の鼓動止まるまで
壊して遊ぼう
手にしたものを全て捨てて

瞬く風が吹く
流るるままに風吹くままに身を委ねて

今を瞬間を生きること
足早に過ぎゆく景色も明日も未来も

響け 永遠に
声になれない 彷徨う心の声を

嘘で繋いで本音は何処いったね
守るべきものを間違っていたんだよ
いつも好き勝手で

最後に言える言葉はごめんじゃなくて
名前呼んでありがとうって 空見上げて星が降る
ほんの小さな本音を歌う
×