Mary

いずれこのときが来るとわかっていた
真綿で締められるような日々の果て
行くあてもなくふらふら彷徨う君のこと
遠くの星からずっとずっと眺めてた

やがて透明な膜が街を覆ったなら
吸い込まれそうな青い青い空の下
昔君が聴いてたお気に入りをかけよう
もうなにも怖がらなくてもいいんだよ

メアリーどんなに遠く離れても
何百、何億、何光年も先で
メアリー何度も何度も呼んでみる
君の自由は誰にも奪えやしないよ

大切なものをひとつだけ持つのさ
今日はよくばりすぎた人類最後の日
なくなりそうな世界の端の端の果て
君と僕だけがわかる秘密を作ろう

夕暮れの道を確かに歩いてた
灰色の世界で青く咲いた花
昨日見た夢の話を聞かせてよもう一度
そしてなにも知らずに眠るのさ

君が世界を作るのだ!そうさ
メアリー君が僕を忘れても
僕は君を二度と忘れはしないだろう
メアリー最後の最後はキスしよう
君のその眼が何色でも愛してるよ

どんなに遠く離れても
何百、何億、何光年も先で
メアリー何度も何度も呼んでみる
君の自由は誰にも奪えやしないよメアリー
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