肌寒い空気が
窓越しに伝わってくる
思わず目を瞑ってしまいたくなるほどの
眩しい朝日がすぐそこまで来ている

僕らきっといつかは
水泡のように爆ぜて
消えてしまうのでしょう

貴方の今後一生の思い出になれたなら
不明瞭な明日を愁い嘆くより
笑っていたいの

あまりにも自然に
後回しにして生きてきた
自分のこと
今なら少しだけ分かる気がするんだ
ここから抜け出せるかな

僕らきっといつかは
波紋のように溶けて
消えてしまうのでしょう

それならいっそずっと先も
忘れたくないような
貴方の今後一生の思い出になりたいの
不明瞭な明日を愁い嘆くより
せめて今は貴方の傍で
笑っていたいの
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